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治療家の為の解剖実習のお知らせ 2/22会

解剖実習見学

弊社では、医学博士、河野教授のご協力の下、千葉大学大学院医学研究所の環境生命医学講座で実施される解剖実習見学を主催しております。

千葉大学医学部では、接骨院・整体院・カイロプラクティク等医療に従事される専門職の皆様にも、人体の正常な構造について理解を深めていただくために、解剖実習見学を実施して下さっています。

解剖に当たっては、コメディカル界への見識も深く、業界でも有名な河野俊彦先生(医学博士、解剖学、病理学教授)がご担当されます。
また、篤志献体団体である千葉白菊会の会員の方々からご献体をいただいております。

今迄参加された方からは、「人体の構造について深く学べた事で、治療内容の根拠の理解が深まり、施術力の向上へと繫がりました。」とのご意見を頂戴いたしました。
是非この機会にご参加下さいますようお願い申し上げます。

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一般の医療従事者に開かれた解剖見学は、日本の医科大学ではほとんど行われておりません。今後もこのカリキュラムが継続されるよう、ご参加を希望される方は、献体への感謝と守秘義務や注意事項を厳守いただき、ご参加をお願い致します。
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■H28’第1回:2月22日(月)(定員約18名※残り8名枠)
■時間:14:00〜15:30(集合時間13:20)

■観察項目:
Ⅰ. 構造と機能面からみた人体
Ⅱ. 胸腔・腹腔・骨盤腔内臓
Ⅲ. 人体を支持する骨格系
Ⅳ. 人体の動きを司る神経系

※ご注意:観事項目と解剖内容は一致するとは限りません。
※複数の解剖テーブルを見学できますので、構造・機能・骨格については毎回学習することが出来ます。
※複数回参加される場合は、ご希望の部位をあらかじめお伝えください。
※ご希望通りにならないこともありますが、その場合はご容赦ください。

■参加費用:1回 35,000円(税込)

■お申し込み方法:
へご自身の氏名、住所、電話番号などご記入の上、FAXもしくはメール返信を下さい。
(紹介者氏名:秋田/紹介者会社名(株)いわい医療器とご記入下さい)

■お申込み後、お知らせをお送りしますので事前お振込をお願い致します。
(お振込確認後ご案内(注意事項など)をお送り致します。)

■実習服装:持参するもの白衣、または施術着、実習室用サンダル、またはスリッパ
※ゴム手袋、帽子、マスク、エプロンはこちらで用意します

■集合場所・時間:千業大学医学部正門内付近(開始時間の40分前集合願います)

■アクセス :JR総武線千葉駅下車⑦番バス乗り場から京成バスで15分
「千葉大医学部入口」下車徒歩1分

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〜講師略歴〜

河野俊彦:医学博士(解剖学、病理学教授) 日本解剖学会終身会員 日本病理学会名誉会員

昭和50年:千葉大学医学部助手
人体解剖や動物実験により肺癌を病理的に研究。発癌と汚染大気との関わりから環境医学に発展する。この間、医療専門学校講師を併任し、東洋医学的医療に興味を深める。

平成4年:千葉大学医学部助教授から国際武道大学大学院教授
ドービングによる体の副作用を調べるため動物実験を行い、内臓の障害、特に心筋梗塞について明らかにする。

平成18年:了徳寺大学医学教育センター教授

平成22年:定年退職

現在:千葉大学医学部講師、亀田医療大学講師、国際武道大学大学院議師
国際鍼灸専門学校講師、東京医療専門学校講師、亀田医療技術専門学校講師

解剖実習見学において観察すべき重要項目(千葉大学医学部小冊子より)

1. 構造と機能面から見た人体
人体は、その内部構造から身体の中心をなす体幹と、そこから両側に付随する四肢に区分されます。特に、体幹には性質の異なる腔所が2つあり、その一つは中枢神経を収める頭蓋腔と脊柱管であり、他方は内臓機器を収める胸腔、腹腔、骨盤腔であることを理解し観察すること。

2. 胸腔、腹腔、骨盤腔内臓
胸腔、腹腔、骨盤腔に収まる臓器の正常な位置、形態、大きさとその構造について観察すること。
→胸腔、腹腔、骨盤腔における内臓の位置や形態を観察し、大きさや質感を手に取り体感する。
→内装の位置や形態には個人差や病気や死亡した時の状態により違いがあることを認識する。
→心臓内をどのように血液が流れるかを考えながら、心房、心室、弁などの特徴的構造を観察する。また環状血管系の走行を観察し、その機能について理解する。

3. 人体を支持する骨格系
a. 人体を支持する骨格の三次元的構築を理解し観察する。
→どんな骨がどのように連結し骨格が構成されるか。
b. 関節の基本的構造を理解し観察する。
→ 種々の関節の形状について観察し、その動き方について理解する。
c. 筋の部位及び形状の観察とそれを支配する神経を確認する。
→ 骨格筋の形状と骨への付着部位(起始・停止)を観察しその働きを考える。
また支配神経を追求し確認する。

4. 入体の動きを司る神経系
神経系は中枢神経系と末梢神経系に大別されます。
それらの存在する部位及び構造とそれぞれの機能について理解し観察する。
→ 脳や脊髄の形態を把握し、脳神経や背髄神経がどのような経路を通って出入しているか、
どのような神経叢を形成し、そこからどのような神経が伸び出しているのか観察する。

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